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研究作品メイキング4。 [研究発表会]

研究作品メイキング4「呪いのカラス襲来」篇…またの名を「リヴ制作」篇です。
前回も私の適当具合とドジ具合を披露し、ご心配かけてしまい済みません…!まだ爪と指の間に刺した名残の血豆っぽいのが残っていますが(…)痛みはもうないです。これから先はたぶん安全なはず!今のところ追加の怪我はしていません(笑)

さて!今回はいよいよ肝心のリヴ制作です!研究作品で作るリヴはガミ(プリトビ)とトビ(ぼるぐ)と決めていました。もっと沢山作りたい気持ちもありましたが、今の私にはこれが精いっぱい(ルパンぽく←)

作る材料は最初に決めていたように例の激早速乾樹脂粘土、ハーティー。後々絵の具で塗る時にはみ出た絵の具を修正しやすいようガミは白い粘土を元に作り、トビは黒い粘土を元に作る事に。が、ここでトラブル発生!

買っておいたハーティーカラーピグメントの黒が、この時封を開けた新品にも関わらず、中身が全て固まっていたという(えーーーーーー)さすが激早速乾樹脂粘土…開けた瞬間固まりましたか…いや、そんな訳はないだろう。てゆーか封を開ける前から固まっているとはどういう了見か!

がっかりしましたが、しょうがないのでトビも白を元に作る事に。てゆーか、白い粘土に黒い絵の具を混ぜて自分で黒い粘土を作って作れば良かったですよね。今思いつきました。がっかりです!

そんな訳でまずはガミから制作開始!

とりあえずガミの骨組みを作り、それへ粘土をつけていく事に。今の私の手では針金でちっこい骨組みを作れるとは思えなかったので、考えた末にアルミホイルで作ってみました。

骨組み!

手は後から乾かないうちにくっつける方向で。
で、粘土をくっつけてみたらこんな感じに。

もったり。

…もったり?しかもところどころアルミホイルが出てきてしまうという罠。んんん…もっとアルミホイルの骨組みを細く作ればいい?と再チャレンジしようとしたところ…ハッとしました。

こんなに小さいんだから、別に骨組みいらなくないか?

うん、骨組みいらない。手足耳各パーツを作って、急いで胴体を作ってくっつけよう!と制作方法を変える事に。で、作ってみたのがこちら。

ややもったり。

んん、ややもったり感はあるけれど、さっきのよりは良いかな?因みにこれに辿り着くまで4体作りました。プリトビの造形、立体にすると意外と難しい!特にあれです、手足耳を左右対称に素早く作るのが難しい!寧ろ作れない!ま…まぁ、人間も性格には左右対称の人は結構少ないし…と自分に言い聞かせたり(…)

微妙に納得いかないまま次にぼるぐを作る事に。ぼるぐの何が難しいって羽根!羽を左右対称に素早く作るのと、それを広げているようにくっつけるのが難しい!しかも小さいので、もう左手が「ご主人、限界です…」とぷるぷるしてくるという(一応怪我人)

それでも何とか作って形になりました。

ぼるぐ!

あ、尻尾は出来上がってからいろいろ遊べるように、動かせる細いワイヤーを使いました!

尻尾!

これです。極細黒ワイヤー。こちらは手で簡単に好きな形に曲げられます(笑)

よし、乾いたし色を塗るか!と思ったものの、どうしてもガミとトビの手足耳が気になります。もっといい方法あるんじゃないか…と再び脳内会議。これが植物の段階だったら「まぁ良いか…」と妥協していたと思うのですが、リヴは別。なぜならリヴの研究作品であり、可愛いうちの子だから!

で、で、ありました!左右対称に作る良い方法!!あれです!

ブルーミックス!!

早速いらないクリアファイルにマジックでガミとトビの手足耳をきゅきゅっと描き、ハサミでちょきちょき。そしてメイキング3での手順通りブルーミックスを練って、手足耳の切り抜きをむにーっと押しつけ待つ事30分。

ブルーミックス優秀!

よしできたー!

プリトビとぼるぐの手足耳が薄い感じだから出来る事ですね。ピキの耳とかブルーミックスでは無理っぽいです。

そんなこんなでガミとトビの制作再び!

先に作った時後からつけた手足耳(特にぼるぐの羽根)が取れやすい事があったので、今度は手足耳と胴体を接着する時にトビの尻尾用に買っていた極細ワイヤーを繋ぎにする事にしました。と、いう訳でワイヤーを3~4mm位の長さに12本切り準備しておきます。

その後胴体を作り、メイキング3の葉っぱの時の要領で手足耳をブルーミックスの型で作って、準備しておいたワイヤーの両端へちょっとだけボンドをつけ手の根元へ突き刺し、その反対の端を胴体へぶすっ!これでぽろっと取れたりしません。

その作り方で完成したのがこちら!

ガミ!

トビ!

シャープになりました!うん、満足!諦めないで良かった^^

あ、トビの羽根の付け根から黒いのがちょっと見えていますが、これが先ほど書いたワイヤーのつなぎです。トビは後から黒く塗るのでこのままでいっかと補修無し(笑)

完全に乾いたら、次はいよいよ色塗りです!どきどき。

色塗りにはアクリル絵の具、不透明のアクリルガッシュを使いました。乾きが早いです。今の時期私の部屋&使い方では数分で完全に乾きました。

色塗り!

パレットなど我が家にないので、下敷き代わりのラップをそのままパレット代わりにします(…)筆洗なども我が家にないので、ペットボトルのキャップを使います(…)そしてガミっぽいいろを模索してぬりぬり…

ぬりぬり。

塗り終わったら最後に目です。目はこちらのきらきらシールを…

目用のシール。

ぺた!

ガミミ!

ガミ完成ー!!

可愛いー!!(飼い主バカ)

でれでれしながら、次はトビの色塗り。まずは全身真っ黒に塗り、乾いた後に頭や胴体の色を重ね塗りして行きました。うん、黒い。

ぬりぬり。

トビは尻尾を洗濯バサミではさみながら色塗りができたので、床に着く部分がなく、良い子良い子と(笑)楽に色塗りができました。で、先程のきらきらシールをぺた!

ぼる!

トビ完成ー!!

おおお…トビカッコイイじゃないか!(飼い主バカ)と、思ったのもつかの間。あれ…?これ白い鳥かごに置くんだよね?……ガミはいい。色も薄いし。顔も可愛い系(…)だし。

でも…ぼるぐは大丈夫か!?

白い鳥かごに真っ黒なぼるぐ!しまった…!合わないよ!せめて鳥かごをブロンズ色とかにすれば良かった!だがしかし今から作り直すとか時間的にも気力的にも無理!このまま行くしかない…。白い鳥かごに合わせてみて、あの図を思い出しました。

!!

!!!

そう、2009年11月。リヴがCORへ移行する前に起こった分身の術をすると、分身が消えないバグ。当時他の飼い主さん達が「うちの子沢山可愛い!面白い!」ときゃっきゃしている一方で、「何というまがまがしさ…トビのくせに…」と慄いていた私です(これが呪いのカラス襲来←)

一匹なれど、今回もこんな禍々しさを帯びさせてしまいました。ぼるぐの癖に

でもまぁ、可愛いうちの子であることには変わりないので、このまま行きます(笑)

次は仕上げのニスです!本当はハーティーの気に入っているところ「砂糖菓子ぽさ」を活かしたいのでニスは塗りたくなかったのですが、バラと違い絵の具で塗ったからには保護のために塗らなくてはです。

メイキング2に紙粘土を使った事があると書きましたが、記憶が間違っていなければそれはもう小学生の頃の話。イコールニスを使ったのもそれが最後。

私の中ではツヤの出るニスしか頭になかったのですが、調べてみたらマットな質感にできるニスもあるとか。ツヤ出しよりは砂糖菓子ぽさが残るかな?と、そちらをいつもの画材屋さんで買って来ました。700円位するようですが、ポイントがたまっていたので200円で購入(笑)

ニス!

シーラー水性アクリルニス(マット)です。

どろっと。

飲むヨーグルトっぽい感じ。これを良くふり、説明書通り原液のまま筆で塗っていきました。

ぬりぬり。

こ、これ、大丈夫なの!?

乾いたら透明になるの!?マットな質感になるの!?と不安になる状態です。ハラハラどきどきしながらガミにも塗り、待つ事一時間。白濁は消え、無事透明になりました!ほ。

と、いう訳でリヴ完成ー!!

ガミ!

トビ!

やはりニス無しと比べると砂糖菓子ぽさは無くなってしまいましたが、ツヤは若干抑えられたでしょうか?因みにこの作業を終えたのが昨日の夜。深夜、ガミとトビを鳥かごに設置してみて、一人にまにましていました(気持ち悪い)

あ、アクリル絵の具もニスも使った筆はその都度即水洗いした方が良いです。後から洗おう~と放置していると、かちかちになって使えなくなると思います。

さて!次はいよいよ最終仕上げ段階!

これで終了でも良いのですが、まだ締切までちょっとあるし、もうちょっと装飾したいので手を加えます。今一番心配なのは、写真をちゃんと撮れるかな?という事でしょうか。できれば太陽光で撮った物と、夜にキャンドル点灯した物も撮りたいなーと。

でも、平日の日中は家に居ないし、早朝だと昼のような日差しを得られないという。ギリギリになるけれど、土日に撮った方が良いかなー。迷います。

そんなこんなでメイキングは次回最終回予定。

あと一息、頑張ります!


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